パチンコ店には、若い従業員（スタッフ）が大勢いますが、ほとんどが学生のアルバイトで、正社員の数はほんの数人程度です。
つまり、パチンコ店の現場は正社員ではなく、アルバイトに支えられているのです。
また、正社員の中には学生アルバイトから、卒業後正社員として残る人も多く存在しています。では、正社員は何をしているのか？と言うと、アルバイトと一緒に汗する社員もいますが、やがてはアルバイトの管理や、金銭の回収・補充・遊技台のトラブル処理等を行っています。
パチンコ店の従業員（アルバイト含）は、基本的に肉体労働であり、他の職業と比べるとキツイ部類に入ると思います。そのため、アルバイトの場合時給にして、100〜300円程度他のアルバイトに比べて高額なようです。
では、正社員はと言うと、一般企業に比べ初任給は1割程度高いようですが、将来的な事まで考えると1割程度はどうか？と、首をかしげざる得ません。
運良く店長や幹部にまで上り詰めた場合は、同年齢と所得を比較しても見劣りするどころか、年収で2〜3割程度の差はつきますが、拘束時間等を考えると、ご家族の相当なご理解がないと、幸せな家庭生活が送れる環境とは、お世辞にも言えないでしょう。
しかし、最近の大手では、店長も2交代制などのシフトが敷かれ、労働時間も一般企業と大差がなくなりつつあり、最大の魅力であった給与も自ずと一般企業と大差がなくってきているようです。