パチンコ店は、風俗営業法の下に営業許可を受けた商売であり、警察の管轄下の元に営業を行っていますので、様々な法律の規制を受けていますので、パチンコ店を作る際には計画(平面図や遊技機の設置台数)の段階から所轄の生活安全化にお伺いを立てに行きます。
警察で問題なしとなった場合、パチンコ店の建設に入るわけですが、パチンコ店の完成後(開店前)にも、消防署と警察の立会検査があります。
消防署は、非常口や火災報知器、避難通路・防火壁などのチェックを行い、警察は申請時の図面と相違ないかを確かめた後、遊技台の検査を行います。
その時点で結果は分かっているのに、「後日、ご連絡いたします」と言い残し、数日〜1週間程度で営業許可証が発行され、全ての開店準備が整ったことになります。
現在は、あまり見かけなくなりましたが、警察検査時にタバコや金品のタカリが非常に目に付きました。
あることを例にすると、検査が終わったのに、ダラダラと遊技台の前に何時までも座り続け帰ろうとしません。
そこで、責任者が機転を利かせ、タバコと封筒を渡すと「待ってました」と言わんばかりに嬉々として帰って行きました。
当然、そのパチンコ店の営業許可は直ぐに発行されたのは、言うまでもありません